産地の仕事/通勤圏の勤め
山口県 山口市
大内塗の工房と山口の街なか
Ouchi-nuri Lacquer Workshops
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
朱と青の彩色に金箔を置く塗りの工房が市内にあり、人形と椀の絵付けを見られる。
この場所の物語
地塗りに使う朱は大内朱と呼ばれる色で、ふつうの朱よりもずいぶん深い色です。大内塗は室町のころから山口で続いてきた塗りで、その朱を地に塗るところを特徴としています。その上に緑や青の彩色を置いて、さらに金箔を貼るという重ね方をするので、色の数が多いわりには落ち着いて見えるんですよ。
代表的なものは大内人形で、夫婦の姿を一対にした形が知られていて、椀や盆にも同じ塗りが使われます。大内氏が漆を輸出の品の一つにしていたと伝えられていて、産地としての始まりは交易の側にあったことになります。長州苑では絵付けの体験ができ、山口ふるさと伝承総合センターでは箸づくりを試すことができるんですよね。
朱を地に使う塗りは、上に置いた色が沈んでしまいません。黒を地に使うと上へ置いた色が沈んで見えてしまいますが、朱であれば緑も青も金も浮くので、重ねていくほど画面のほうが明るくなっていきます。県庁所在地で新山口駅まで20分ほど、山口市の市街は平坦なので自転車が使いやすいんですよ。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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