産地の仕事
徳島県 鳴門市大麻町
大谷焼の窯元
Otani Ware Kilns
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
大甕を寝ろくろで挽く窯元が集落に残り、傾斜地の登り窯と甕の並ぶ場を見られる。
この場所の物語
大甕は、人が寝た姿勢のまま足で蹴って回す轆轤を使って挽いていくことになります。大谷焼は大きな甕を作ることで知られる焼き物で、この寝ろくろという道具を使うんですよ。甕が大きすぎて座ったままでは手が届かないので、1人が寝た姿勢で轆轤を回し、もう1人のほうが土を挽くという2人がかりの作業になります。
安永9年、1780年に始まったとされる産地で、大物の陶器とそれを焼く登り窯が特徴なんですよ。焼き物としては徳島県で唯一の国の伝統的工芸品で、元山窯や森窯登窯など、それぞれの窯元で陶芸の体験ができます。鳴門市の市街までは車で15分ほど、神戸へは高速バスを使えば1時間半ほどで着くんですよね。
大きな器は、作り方のほうから先に決まってしまいます。人の手が届く範囲を超えた時点で1人では作れなくなるので、道具と姿勢と人数のほうを変えることで対応するしかありません。寝ろくろという妙な道具があるのは、甕が大きかったからです。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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