産地の仕事
福岡県 久留米市・広川町
久留米絣の織元
Kurume-gasuri Weaving Houses
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
括った糸を藍で染めて絵柄を出す木綿絣の織元が筑後平野に点在し、機の音を聞ける。
この場所の物語
括ってから藍に浸けることになるので、括ったところにだけ染料が入らず、そこが白く残ります。久留米絣は木綿の絣で、糸のうち柄になる部分をそうやって括ってから織るんですよ。括りの位置と長さのほうで模様が決まるので、織り始める前の段階で図案がほとんど完成していることになります。
1957年に国の重要無形文化財に指定されていて、200年以上続く技法として伝えられてきました。織元は筑後平野に点在していて、組合の頁に載っているところだけで21社あり、機の音を聞ける工房もあります。久留米市は新幹線が停まり病院も多い市で、織元のほうは市街から車で20分ほどの場所にあるんですよね。
括って染める織物は、失敗が最後まで分かりません。糸の段階では模様が見えず、織り上がってからようやく柄が合っているかどうかが分かるので、確認の機会が最後に一度しかないということになります。200年続いてきたのは、その一度に耐える段取りが受け継がれてきたからなんですよね。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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