祭事
兵庫県姫路市本町68 姫路城
姫路城の桜
Himeji Castle Cherry Blossoms
祭事 · Festival
この場所の物語
白い城の前に、白い花が咲くというのが、この土地の春なんですよね。兵庫県の姫路城ではソメイヨシノやシダレザクラなど約1000本の桜が大天守や白壁に映えて、見頃は例年3月の下旬から4月の上旬にかけてです。城の壁は白漆喰で塗られていて遠くから見てもとにかく白く、その前に白い花がいっせいにつきます。
ふつう、城の桜というのは色の対比として見られるものです。黒い天守なら白がよく際立ちますし、石垣の灰色なら花のほうが浮いて見えます。ところがここでは背景も花も白なので、効いてくるのは色ではなく、質のほうになるんですよ。
漆喰の面は平らで硬く、花のほうはやわらかくて、そもそも輪郭というものがありません。近づくほどその差がはっきりしてきて、同じ白でもまったく別のものだということが、こうして並べるとよく分かります。写真にはしにくいけれど、立って見るぶんにはずいぶん面白い違いなんじゃないかなあ。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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