鍋・汁
兵庫県 姫路市
姫路おでん
さちとあじ · FOOD & DRINK
煮た具に生姜を溶いた醤油をかけて食べる。皿に取ってから味を足す形になる。
この場所の物語
中身ではなく、あとから足すもので名前が決まるんですよね。おでんに辛子を付けず、生姜をおろして溶いた醤油を、鍋ごとかけるか、皿の脇に取ってつけるかして食べるんですよ。汁のほうには決まりがありません。濃くて甘い煮方でも、上品な薄味でも、種が何であっても、生姜醤油で食べれば姫路おでんです。
兵庫県の姫路はもともと生姜と醤油の産地で、近くの一帯も醤油をよく作る土地です。手元に両方あったから、そういう食べ方になったのだろうと考えられています。旬は10月から2月にかけてになります。
その名で呼ばれるようになったのは2006年でした。町おこしをしていた人たちが、そう名づけたのだそうです。食べ方のほうは昔からあって、名前だけが新しい。名前が先にあって形をあとから作ったぼたん鍋とは、順序が逆になっています。食べ方に名前が追いついた、ということなんじゃないかなあ。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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