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祭事 九州
毎年11月中旬〜2月上旬
高千穂の夜神楽
宮崎県西臼杵郡高千穂町(高千穂神社ほか町内各集落)
神話が生まれた土地で、夜通し舞う。 宮崎・高千穂。天孫降臨の地とされる。神々が、地上に降り立った場所。 冬になると、各集落で「夜神楽」が始まる。氏神を民家や公民館に迎え、夕方から翌朝まで、三十三番の神楽を、夜通し舞う。 演目には、天岩戸の神
祭事 九州
毎年12月第2土曜日前後
都城・師走まつり
宮崎県都城市、霧島神宮ほか
12月、霧島の神が山を降りてくる。 宮崎・都城。焼酎と牛肉の産地として知られる、南九州の農業都市。観光地としては、知られていない。でも、年の瀬になると、この街は変わる。 霧島神宮の師走祭りに合わせて、神輿が街を練り歩く。奉納芸能が続く。
祭事 九州
毎年8月第1土曜
大分・府内戦紙
大分県大分市中央通り
戦国武将が、夜の大分に出てくる。 大分はかつて、府内と呼ばれた。キリシタン大名・大友宗麟の城下。南蛮文化が日本に入ってきた最初の窓口のひとつ。 その歴史を背景にした夏祭りが、府内戦紙だ。高さ10メートル近い武者の山車が、中央通りを練り歩
祭事 九州
毎年4月第3金〜日
牛深・ハイヤ祭り
熊本県天草市牛深町
漁師の踊りが、日本中に広まった。 熊本・天草・牛深。天草の南端、漁師の港。ここで生まれたハイヤ節が、船とともに日本各地に伝わり、各地の民謡になったという。 北海道のソーラン節、新潟のおけさ節。それらのルーツのひとつが、この牛深にある、と
祭事 九州
毎年10月第3土・日
飫肥・城下まつり
宮崎県日南市飫肥
九州の小京都で、時代行列が歩く。 宮崎・日南市飫肥。飫肥藩の城下町。石畳の路地、武家屋敷、杉の森。この小さな街には、江戸時代がまだある。 飫肥は「九州の小京都」と呼ばれる。でも京都より静かで、人が少ない。その静けさが、本物だ。 10月
祭事 九州
毎年2月下旬〜3月上旬
知覧・ひな祭り
鹿児島県南九州市知覧町
武家屋敷の部屋に、ひな人形が飾られる。 鹿児島・知覧。薩摩藩の武家屋敷群が今も残る街。庭が美しく、石垣が続く。 3月の近くになると、その武家屋敷の中に、ひな人形が並ぶ。江戸時代から伝わる古いものも、現代のものも、各家の伝統のものも。
祭事 九州
2026年7月下旬(例年7月)
大牟田・大蛇山まつり花火大会
福岡県大牟田市(諏訪川河畔・市内会場)
大蛇が、火を吹く夏。 大牟田。かつて炭鉱で栄えたまち。夏まつりの主役は「大蛇山」。口から火花を吹く、巨大な蛇の山車。 その祭りを、花火がいろどる。炭鉱のまちの、夏の夜空。働く人びとの、汗と誇りの祭り。 大蛇の口から散る火花。空にひらく
祭事 九州
2026年7月下旬(例年7月)
長崎みなとまつり海上花火大会
長崎県長崎市(長崎港・水辺の森公園)
異国の港に、花火が映る。 長崎。鎖国の時代、唯一ひらかれていた港。坂の街、教会の街、まじわりの街。その港で、夏の花火が上がる。 水辺の森から、海上へ。すり鉢状の地形に、音がこだまする。坂の上の家々から、街じゅうが花火を見る。 オランダ
祭事 九州
2026年8月下旬(例年8月)
かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会
鹿児島県鹿児島市(錦江湾・本港区)
火の山の前で、花火が上がる。 鹿児島。錦江湾のむこうに、桜島。いまも噴煙を上げる、活火山。その火の山を背に、花火が打ち上がる。 西日本最大級、約一万五千発。湾の海上から、二尺玉が夜空にひらく。 桜島の噴火と、花火の炸裂。自然の火と、人
祭事 九州
例年10月下旬に開催。荒神輿と団車のぶつかり合い。日程は年により異なります。
伊万里トンテントン祭り
神輿と山車が、ぶつかる。 伊万里トンテントン祭り。十月、荒神輿と団車が、激しくぶつかり合う。日本三大喧嘩祭りの、ひとつ。 トンテントン、という太鼓の音が、名の由来。その音に合わせ、男たちが神輿と団車を担ぎ、突進する。組み合い、押し合い、川へ
祭事 九州
例年1月3日
玉せせり(玉取祭)
福岡県福岡市東区箱崎1-22-1 筥崎宮
正月三日の博多。筥崎宮。 木の玉ひとつを、締め込み姿の男たちが奪い合う。 玉せせり。500年続く、年占いの神事。 玉が陸側に渡れば豊作、浜側に渡れば豊漁。 勢い水が飛び、湯気が上がり、玉は人の波の上を転がっていく。 玉に触れると悪事災難を逃
祭事 九州
例年1月7日
鬼夜(大善寺玉垂宮)
福岡県久留米市大善寺町宮本1463-1 大善寺玉垂宮
日本三大火祭りのひとつ。1600年続く、と伝わる。 久留米、大善寺玉垂宮の鬼夜。 1月7日の夜、直径1メートル、長さ13メートルの大松明に火が入る。 6本。重さは1本1トンを超える。 締め込み姿の氏子たちが、燃えさかる松明を支え、境内を廻る
祭事 九州
例年1月中旬(四王子神社)
破魔弓祭(的ばかい)
熊本県玉名郡長洲町 四王子神社
最後は、海に入る。 有明海に面した長洲町。四王子神社の境内で、締め込み姿の男たちが、藁と麻で編んだ円い「的」を奪い合う。直径六十センチ、重さ六キロ。ばかい、とは奪い合うという意味の、この土地の言葉だ。 もみ合いは境内から出て、路上を移り
祭事 九州
例年2月の毎週金・土曜(全8夜)
山鹿灯籠浪漫・百華百彩
熊本県山鹿市 豊前街道(八千代座〜さくら湯)
町のほうに、灯りが降りてくる。 夏の山鹿では、女性たちが金灯籠を頭に載せて舞う。冬は逆になる。灯りは動かない。豊前街道、八千代座からさくら湯までのおよそ一キロに、和傘と竹の影が置かれ、数千の蝋燭がともる。歩くのは、こちらのほうだ。 和傘
祭事 九州
例年3月(田作祭7日間のうち4日目・申の日)
阿蘇神社 火振り神事(田作祭)
熊本県阿蘇市一の宮町宮地 阿蘇神社
神様の結婚式に、火を振って迎える。 阿蘇神社の田作祭は七日間ある。国龍神が毎夜ちがう社家の家に泊まり、朝と夕に神事と神楽が行われる。四日目、神職が西へ十キロほど歩いて、樫の木でつくられた妃神を迎えに行く。道中で禊をし、化粧の儀を済ませて、