2026年10月
2件
祭事
九州
長
10月7日〜10月9日
長崎くんち
長崎市上西山町18-15(諏訪神社)
龍が、来る。
毎年10月、諏訪神社の石段を、龍が降りてくる。
中国人町から伝わった踊りだ。400年前のことだ。
南蛮船も来た。ポルトガルの記憶が、木と漆で再現されて、大勢の男たちに担がれて、街を進む。
長崎は、ずっとそういう街だった
祭事
九州
博
10月23日〜10月24日
博多おくんち
福岡県福岡市博多区 櫛田神社・博多中心部
秋に、感謝する祭り。
福岡・博多。十月、博多の総鎮守・櫛田神社で、秋の大祭が行われる。名を、博多おくんち。長崎くんち、唐津くんちとならぶ、日本三大くんちの一つ。
夏の博多祇園山笠が、疫病を払う荒々しい祭りなら、こちらは静かだ。秋の実りへ
2026年11月
3件
祭事
九州
唐
11月2日〜11月4日
唐津くんち
唐津市南城内3-13(唐津神社)
獅子、兜、鯛、飛龍、浦島太郎——14台の曳山それぞれに名前があり、物語がある。
和紙を何重にも貼り重ね、漆で仕上げた巨大な漆芸品。高さ7メートル以上、
重さ2〜3トン。江戸時代から受け継がれてきた、職人の技の結晶だ。
唐津くんちは、唐
祭事
九州
弥
11月3日〜11月3日
弥五郎どん祭り
鹿児島県曽於市大隅町岩川(岩川八幡神社)
身の丈四メートル八十五センチ。大男がひとり、年に一度だけ町へ出る。
十一月三日、鹿児島県曽於市大隅町。弥五郎どん祭り。未明の触れ太鼓で目を覚まし、昼、二十五反の梅染めの衣をまとって浜下りへ。大刀と小刀を差した姿は、朝廷に抗った隼人の首長とも
祭事
九州
八
11月22日〜11月23日
八代妙見祭
熊本県八代市妙見町(八代神社)ほか市中心部
亀と蛇がひとつになった生き物がいる。亀蛇。土地の人は、ガメと呼ぶ。
中国から渡ってきた妙見神を、背に乗せて海を越えた。そう伝わる霊獣だ。
十一月二十三日、熊本県八代市。妙見祭の神幸行列に、そのガメが現れる。大きな頭を振り回し、走り、群衆に突
2027年2月
2件
祭事
九州
長
2月6日〜2月20日
長崎ランタンフェスティバル
長崎県長崎市(新地中華街・中央公園ほか市内)
なぜ、日本の町が、こんなに赤いのか。
長崎・ランタンフェスティバル。旧正月。市内に、約一万五千個の中国提灯が灯る。町じゅうが、赤い光に染まる。
もともとは、長崎の中華街の人々が、旧正月を祝う行事だった。それが、今では市をあげての一大イベント
祭事
九州
木
2月28日〜2月28日
木原不動尊 春季大祭
熊本県熊本市南区富合町木原2040(雁回山 長寿寺)
二月の終わりに、火の上を裸足で歩く。
熊本市南区富合町。正式には雁回山長寿寺だが、木原不動尊と呼ばれている。成田山、目黒不動と並ぶ日本三大不動尊のひとつだそうだ。九州にあることを、あまり知られていない気がする。
春季大祭は毎年二月二十八
いつでも
祭事
九州
高
毎年11月中旬〜2月上旬
高千穂の夜神楽
宮崎県西臼杵郡高千穂町(高千穂神社ほか町内各集落)
神話が生まれた土地で、夜通し舞う。
宮崎・高千穂。天孫降臨の地とされる。神々が、地上に降り立った場所。
冬になると、各集落で「夜神楽」が始まる。氏神を民家や公民館に迎え、夕方から翌朝まで、三十三番の神楽を、夜通し舞う。
演目には、天岩戸の神
祭事
九州
都
毎年12月第2土曜日前後
都城・師走まつり
宮崎県都城市、霧島神宮ほか
12月、霧島の神が山を降りてくる。
宮崎・都城。焼酎と牛肉の産地として知られる、南九州の農業都市。観光地としては、知られていない。でも、年の瀬になると、この街は変わる。
霧島神宮の師走祭りに合わせて、神輿が街を練り歩く。奉納芸能が続く。
祭事
九州
大
毎年8月第1土曜
大分・府内戦紙
大分県大分市中央通り
戦国武将が、夜の大分に出てくる。
大分はかつて、府内と呼ばれた。キリシタン大名・大友宗麟の城下。南蛮文化が日本に入ってきた最初の窓口のひとつ。
その歴史を背景にした夏祭りが、府内戦紙だ。高さ10メートル近い武者の山車が、中央通りを練り歩
祭事
九州
牛
毎年4月第3金〜日
牛深・ハイヤ祭り
熊本県天草市牛深町
漁師の踊りが、日本中に広まった。
熊本・天草・牛深。天草の南端、漁師の港。ここで生まれたハイヤ節が、船とともに日本各地に伝わり、各地の民謡になったという。
北海道のソーラン節、新潟のおけさ節。それらのルーツのひとつが、この牛深にある、と
祭事
九州
飫
毎年10月第3土・日
飫肥・城下まつり
宮崎県日南市飫肥
九州の小京都で、時代行列が歩く。
宮崎・日南市飫肥。飫肥藩の城下町。石畳の路地、武家屋敷、杉の森。この小さな街には、江戸時代がまだある。
飫肥は「九州の小京都」と呼ばれる。でも京都より静かで、人が少ない。その静けさが、本物だ。
10月
祭事
九州
知
毎年2月下旬〜3月上旬
知覧・ひな祭り
鹿児島県南九州市知覧町
武家屋敷の部屋に、ひな人形が飾られる。
鹿児島・知覧。薩摩藩の武家屋敷群が今も残る街。庭が美しく、石垣が続く。
3月の近くになると、その武家屋敷の中に、ひな人形が並ぶ。江戸時代から伝わる古いものも、現代のものも、各家の伝統のものも。
祭事
九州
大
2026年7月下旬(例年7月)
大牟田・大蛇山まつり花火大会
福岡県大牟田市(諏訪川河畔・市内会場)
大蛇が、火を吹く夏。
大牟田。かつて炭鉱で栄えたまち。夏まつりの主役は「大蛇山」。口から火花を吹く、巨大な蛇の山車。
その祭りを、花火がいろどる。炭鉱のまちの、夏の夜空。働く人びとの、汗と誇りの祭り。
大蛇の口から散る火花。空にひらく
祭事
九州
長
2026年7月下旬(例年7月)
長崎みなとまつり海上花火大会
長崎県長崎市(長崎港・水辺の森公園)
異国の港に、花火が映る。
長崎。鎖国の時代、唯一ひらかれていた港。坂の街、教会の街、まじわりの街。その港で、夏の花火が上がる。
水辺の森から、海上へ。すり鉢状の地形に、音がこだまする。坂の上の家々から、街じゅうが花火を見る。
オランダ
祭事
九州
か
2026年8月下旬(例年8月)
かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会
鹿児島県鹿児島市(錦江湾・本港区)
火の山の前で、花火が上がる。
鹿児島。錦江湾のむこうに、桜島。いまも噴煙を上げる、活火山。その火の山を背に、花火が打ち上がる。
西日本最大級、約一万五千発。湾の海上から、二尺玉が夜空にひらく。
桜島の噴火と、花火の炸裂。自然の火と、人
祭事
九州
伊
例年10月下旬に開催。荒神輿と団車のぶつかり合い。日程は年により異なります。
伊万里トンテントン祭り
神輿と山車が、ぶつかる。
伊万里トンテントン祭り。十月、荒神輿と団車が、激しくぶつかり合う。日本三大喧嘩祭りの、ひとつ。
トンテントン、という太鼓の音が、名の由来。その音に合わせ、男たちが神輿と団車を担ぎ、突進する。組み合い、押し合い、川へ
祭事
九州
玉
例年1月3日
玉せせり(玉取祭)
福岡県福岡市東区箱崎1-22-1 筥崎宮
正月三日の博多。筥崎宮。
木の玉ひとつを、締め込み姿の男たちが奪い合う。
玉せせり。500年続く、年占いの神事。
玉が陸側に渡れば豊作、浜側に渡れば豊漁。
勢い水が飛び、湯気が上がり、玉は人の波の上を転がっていく。
玉に触れると悪事災難を逃
祭事
九州
鬼
例年1月7日
鬼夜(大善寺玉垂宮)
福岡県久留米市大善寺町宮本1463-1 大善寺玉垂宮
日本三大火祭りのひとつ。1600年続く、と伝わる。
久留米、大善寺玉垂宮の鬼夜。
1月7日の夜、直径1メートル、長さ13メートルの大松明に火が入る。
6本。重さは1本1トンを超える。
締め込み姿の氏子たちが、燃えさかる松明を支え、境内を廻る
祭事
九州
破
例年1月中旬(四王子神社)
破魔弓祭(的ばかい)
熊本県玉名郡長洲町 四王子神社
最後は、海に入る。
有明海に面した長洲町。四王子神社の境内で、締め込み姿の男たちが、藁と麻で編んだ円い「的」を奪い合う。直径六十センチ、重さ六キロ。ばかい、とは奪い合うという意味の、この土地の言葉だ。
もみ合いは境内から出て、路上を移り
祭事
九州
山
例年2月の毎週金・土曜(全8夜)
山鹿灯籠浪漫・百華百彩
熊本県山鹿市 豊前街道(八千代座〜さくら湯)
町のほうに、灯りが降りてくる。
夏の山鹿では、女性たちが金灯籠を頭に載せて舞う。冬は逆になる。灯りは動かない。豊前街道、八千代座からさくら湯までのおよそ一キロに、和傘と竹の影が置かれ、数千の蝋燭がともる。歩くのは、こちらのほうだ。
和傘
祭事
九州
阿
例年3月(田作祭7日間のうち4日目・申の日)
阿蘇神社 火振り神事(田作祭)
熊本県阿蘇市一の宮町宮地 阿蘇神社
神様の結婚式に、火を振って迎える。
阿蘇神社の田作祭は七日間ある。国龍神が毎夜ちがう社家の家に泊まり、朝と夕に神事と神楽が行われる。四日目、神職が西へ十キロほど歩いて、樫の木でつくられた妃神を迎えに行く。道中で禊をし、化粧の儀を済ませて、