揚げ物
群馬県 板倉町
なまずの天ぷら
さちとあじ · FOOD & DRINK
沼の鯰を開いて揚げる。淡白で、川魚の癖はほとんど無い。
この場所の物語
川魚の癖を思って口に入れたら、驚くほど癖がありませんでした。板倉は、利根川と渡良瀬川と谷田川が合わさるところにあって、群馬の水郷と呼ばれています。むかしは川や池や沼がもっとあって、そこで獲れた川魚を扱う問屋が並んでいました。
鯰は、身を包丁で叩いて、皮を取らずに高い温度で揚げます。店によっては、1週間かけて泥を抜いてから使うそうです。ふっくらとやわらかく、衣のなかでほろりとほどけるんですよ。骨ごとミンチにして、豆腐や紫蘇の実と一緒に丸めて揚げる、たたき揚げというものもあります。
いまも町の古い川魚料理屋が、これを出し続けているんですよ。数はずいぶん減ったそうですが、町は店を並べた案内を刷って配っています。食べ物を、そのままにしておかないための手つきに見えました。旬は6月から8月にかけてになります。暑い盛りに、揚げたものを食べることになります。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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