日本酒
岩手県
岩手の清酒
さちとあじ · FOOD & DRINK
南部杜氏の技が伝わる土地で醸す清酒。酒類GIに指定され、産地の表示が守られている。
この場所の物語
地質の違う二つの山地に、挟まれています。岩手の東には北上高地があって、石灰岩と花崗岩。西には奥羽山脈があって、こちらは火山岩と凝灰岩です。岩手山は2000メートルを超えます。その二つのあいだに、澄んだ伏流水と地下水が県じゅうから湧くんですよ。
もう一つ、この土地には杜氏がいます。南部杜氏といって、国内でいちばん人数の多い杜氏の集団だとされます。ここで酒を造るだけでなく、よその土地の蔵へ働きに出ていきました。酒は、口あたりが柔らかく、米の旨みが前に出ます。青竹や新緑のような香りだと言われ、純米吟醸だと、青りんごや洋梨に近い。
2023年の9月、県の名が産地の表示として指定されました。水と、技と、名前という三つのうち、いちばん新しいのが名前になります。地質の違いが水を決め、水が酒を決めていることになるんじゃないかなあ。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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