鍋・汁
岩手県
ひっつみ
さちとあじ · FOOD & DRINK
練った小麦粉を手で引きちぎって汁に落とす。鶏や根菜と一緒に煮て椀で受ける。
この場所の物語
呼び名が、土地の数だけあるんですよ。とってなげ、はっと、きりばっと。岩手県のどこでも作られていて、土地によって呼び名が変わります。名前がこれだけ増えているということは、それだけ多くの台所を通ってきたということだと思います。
小麦粉を水でこねて寝かせ、薄くのばして、手でちぎって汁へ落とします。ひっつみという名は、手でちぎるという意味の方言、ひっつまむが転じたものだと言われています。出汁も具も家ごとに違って、地鶏やきのこ、川がにを入れることもあるそうです。
北上川の流域では、冷害で米が穫れない年がありました。だから大麦や小麦、そばを作って、粉を練る料理が発達します。それを、しとねもの、と呼ぶそうです。旬は11月から2月にかけての、寒いあいだになります。農作業で人が集まった日や、地域の行事の日に、大鍋で作られてきました。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
※上記リンク経由のご予約はAURAの運営を支えます(料金は変わりません)
まわりを読む