一次産業/商いの場
愛媛県 宇和島市 津島町岩松
岩松
Iwamatsu Riverside Market Town
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
岩松川沿いの在郷町。商家と土蔵が川に沿って並び、小説の舞台となった旅館の建物が残る。
この場所の物語
川に沿って、商家がまっすぐ並んでいます。岩松は岩松川に沿ってできた在郷町で、商家と土蔵とが、川の流れに沿うようにして並んでいるんですよ。町の形そのものが川なりになっているので、通りも建物の列も、その流れにあわせて緩やかに曲がっていきます。小説の舞台になった旅館の建物が残っていて、町の名前がその作品といっしょに知られてきました。
宇和島市の市街までは車で25分ほど、柑橘と漁業が中心の、冬でも比較的温暖な土地になります。川と海が近いので、山で採れた柑橘と海で獲れた魚が、同じ町へ集まってくるんですよね。在郷町というのは、周りから物が集まってくる場所にできるものです。
山の作物と海の獲物の両方が届く位置にあったので、岩松は宇和島の城下とはまた別に、この地域のもう1つの中心として成り立ってきました。城下だけが中心だった、というわけではありません。川沿いに商家が並んでいるのは景色のためではなく、集めた物を船に載せて外へ出していたからでしょう。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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