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安倍川花火大会
花火は、慰霊から始まった。 静岡・安倍川花火大会。夏の夜、河川敷に約一万五千発。東海地方でも屈指の規模だ。 だが、この花火には、はじまりの理由がある。 戦争で亡くなった人。水害で命…
花火は、慰霊から始まった。
静岡・安倍川花火大会。夏の夜、河川敷に約一万五千発。東海地方でも屈指の規模だ。
だが、この花火には、はじまりの理由がある。
戦争で亡くなった人。水害で命を落とした人。その霊を慰めるために、1953年、花火を打ち上げた。それが、この大会の起源である。
華やかさの裏に、祈りがある。
夜空に上がる光は、ただ美しいだけではない。一発ごとに、誰かを悼む気持ちが込められている。
川面に、火が映る。見上げる人々の顔も、一瞬、明るくなる。
夏が来るたびに、人は集まる。亡くなった人を思いながら、生きている今を、確かめるように。
光は消える。だからこそ、心に残る。
静岡を代表する夏の花火大会。
駿府城公園の石垣に手を触れると、ここが江戸時代の初めに大御所政治の中心だったことが、すこしだけ体に入ってくる気がするんです。静岡市は、駿河湾から南アルプスの山岳地帯まで、ひとつの市域にすっぽり収まっていて、その振り幅がふだんの暮らしの選択肢の広さにそのまま繋がっているんですよね。
茶畑と漁港が同じ市内にある、というのはなかなかないことで、安倍川沿いに梅ヶ島温泉郷まで上がっていけば、静岡茶の産地を抜けながら、山の湯にたどり着く。用宗や蒲原の漁港では、駿河湾のサクラエビが水揚げされる。こういう具体物が、日常の買い物や週末の散歩の射程に入っているのが、この土地の実際のぐあいなんです。
久能山東照宮の千段を超える石段を一度のぼると、日本平から駿河湾を見渡す眺めが待っていて、訪れた人にとってはここが「静岡」という場所の輪郭になるんだと思う。駿河竹千筋細工や駿河漆器といった手仕事の品が今も作られていて、静岡市美術館や静岡市歴史博物館がその文脈を丁寧につないでいる。晴天が多く温暖な土地で、これだけの奥行きが重なっているのは、ふしぎでいいなあと思うんです。
静岡県静岡市に泊まる
この地に重なるもの
- 富士山―信仰の対象と芸術の源泉―
- 久能山東照宮
- 登呂遺跡
- 駿河国分寺跡
- 久能山
- 小島陣屋跡
- 賤機山古墳
- 三保松原
- 日本平
- 柴屋寺庭園
- 清見寺庭園
- 臨済寺庭園
- 龍華寺のソテツ
- 霊山寺仁王門
- 久能山東照宮
- 久能山東照宮
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- 臨済寺本堂
- 大歳御祖神社
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- 神部神社浅間神社
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- 富士箱根伊豆
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