野菜・豆の料理
新潟県 長岡市
栃尾の油揚げ
さちとあじ · FOOD & DRINK
厚みのある大判の揚げを二度揚げする。切れ目に葱や味噌を挟んで炙って出す。
この場所の物語
土産を作ってくれと頼まれた人が、250年ぶんの名物を置いていきました。250年より前のことになります。火伏せの神として信仰を集めていた秋葉三尺坊大権現がありました。その別当だった常安寺の住職が、豆腐屋の林蔵に頼みごとをします。参詣の客への土産を考えてほしい、というものでした。
そこから、この揚げが生まれたと伝わっているんですよ。生地の段階からもう、ふつうの油揚げより大きくて厚い。それを、低温と高温の2種類の油で、二度揚げします。低温でしっかり温まった生地が、高温の油のなかでくるくると回されます。そうして、ふわりと膨らんでいくのだそうです。
栃尾には、いまも15軒の店があります。食べるときは、軽く炙ってから切れ目を入れるんですよ。そこへ葱と鰹節を入れて、醤油をかけます。外はぱりっとして、中はふっくらして、大豆の味が濃い。豆腐というより、小さな一食に近い当たりになります。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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