日本酒
新潟県
新潟の清酒
さちとあじ · FOOD & DRINK
県内の米と水で醸す清酒。酒類GIに指定され、産地を名乗る条件が定められている。
この場所の物語
雪が降ることが、不便ではなく条件になっています。雪が降ることは、蔵にとってはむしろ都合がよいのだそうです。冬の日照は短くて、そのうえ寒さの厳しい土地です。ただし、極端に冷え込むことのほうは少ないんですよ。蔵ぜんたいが雪に覆われるので、温度が低いまま安定します。蔵のなかの気温が、ほとんど動かないのだそうです。
麹の菌も酵母も、その安定を好むんですよ。水は信濃川や阿賀野川、それに数えきれないほどの小さな川が運んできます。量が多く、そして総じて軟らかい水です。軟らかい水は発酵がゆっくり進むので、味が荒くなりません。蔵の数のほうも、全国でずいぶん多いほうになります。新潟の県内には、80をこえる蔵があるのだそうです。
こうして出来上がる酒は、総じて淡麗なものになります。雑味が少なくて、たいへんきれいな味わいに仕上がるんですよ。飲んだあとに、口の中へ何も残さない。それをよしとする土地なんですよ。2022年の2月、県の名が産地の表示として指定されました。雪のほうは、毎年かならず降ってきます。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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