丼・飯
熊本県 阿蘇市
高菜めし
さちとあじ · FOOD & DRINK
刻んだ高菜漬けを飯と炒め合わせる。だご汁と一緒に出す店が街道沿いに並ぶ。
この場所の物語
母親の作っていたものが、そのまま街道の品になりました。阿蘇谷は標高500メートル前後の高いところにあります。四季を通じて、たいへん涼しい土地です。そこで育つ阿蘇高菜は、小ぶりで茎が細く柔らかく、ぴりりとした辛みがあります。火山の土で育つからだ、とも言われているんですよ。
漬物には、数日漬けただけの新漬けと、長く漬けた古漬けがあります。この古漬けのほうを使うのが、高菜めしなんですよ。作り方は、まず炒り卵を作っておくところから始まります。細かく刻んだ高菜漬けを油で炒めて、そこへ卵と飯を混ぜていくんですよ。それを、さらに炒め合わせます。
胡麻や塩や醤油で味をつけますが、漬物の塩気で足りることもあります。商品にしたのは、豊肥本線の駅前にあったドライブインのあそ路です。1968年に開いて、そのあと、兄弟の1人が言い出したのだそうです。街道沿いには、だご汁と一緒に出す店が並んでいます。1皿と1椀で、昼になってしまいます。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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