漬物・発酵
茨城県 水戸市
そぼろ納豆
さちとあじ · FOOD & DRINK
刻んだ切り干し大根を納豆と合わせて醤油に漬ける。噛むと大根の歯ざわりが残る。
この場所の物語
同じ器の中で、2つの歯ざわりが別々に残ります。割り干しの大根を水で戻して、食べやすい大きさに切ります。そこへ納豆を合わせて、たれか醤油で漬け込んでいくんですよ。ひと月ほど置くと、大根の芯まで味が入ります。塩気が強いので、飯の供にも、茶漬けの具にも、酒の肴にもなります。
出すときは、冷たいまま小鉢に盛るんですよ。水戸では、台風の前に穫れる早生の小粒大豆で納豆を作ってきました。秋に作った納豆は、近所や寺へ配るのだそうです。配って余ったぶんを、長く食べられるようにしたのが、これだといいます。名前のほうは、見た目から来ています。
大根と納豆が混ざり合って、そぼろのように見えるからなんですよ。ほんとうに、それだけの理由になります。納豆はやわらかく、大根のほうはしゃきしゃきしています。混ぜたのに、まったく混ざりません。噛むと、大根の歯ざわりだけが最後まで残ります。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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