一次産業/観光・宿
宮崎県 日南市飫肥
飫肥の武家町
Obi Samurai Quarter
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
石垣と生垣の武家地に大手門と藩校が残り、城下の道は直角に折れて商家町へ続く。
この場所の物語
道が直角に折れるたびに先の景色が切れてしまい、飫肥の武家地は石垣と刈り込んだ生垣が続く一帯です。道は直角に折れながら城下をぐるりと回っていて、そのまま商家町のほうへつながっていくんですよ。大手門と藩校がいまもこの城下に残っていて、藩の役所と学校と屋敷が歩ける範囲にまとまっていました。
石垣の上に生垣を載せるのは、風と目線を同時に遮る造りです。この土地では塀を高く積むよりも合理的だったそうで、1977年の5月に重要伝統的建造物群保存地区へ選ばれました。日南市の市街までは車で15分、宮崎市へは1時間ほどで、城下の道が折れているのは防御のためなんですよね。
いまは角ごとに景色が変わるので、歩く速さが落ちるんですよ。武家地の生垣は毎年刈らないと形が崩れてしまいますし、石垣は放っておいても残りますが生垣はそうもいきません。残っている風景の半分は、いまも誰かが刈っているものなんですよね。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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