一次産業/産地の仕事
沖縄県 宮古島市
宮古上布の織元と苧麻の畑
Miyako Jofu Weavers and Ramie Fields
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
苧麻を手で績んだ糸を藍で染めて織る麻布の産地で、資料館に織機と工程の展示がある。
この場所の物語
苧麻の繊維を手で績んで糸にするところから始まる、という麻の布。宮古上布は宮古島でその糸を藍で染めてから織る布で、いまも工程が分かれて残っています。16世紀の末に稲石という人が作り出したものと伝えられていて、1637年からは人頭税の上納布と定められました。
工程は糸つくり、図案、括り染め、機織り、洗濯の仕上げ、それに補修のぬきというように分かれていて、そのそれぞれを別々の手が受け持つんですよ。越後上布や小千谷縮と並べて語られる麻の織物で、資料館には織機と工程の展示が置かれています。宮古島市には空港と総合病院がありますが、島内の移動のほうは車が前提になるんですよね。
税として納める布は、細かさを競わされることになります。上納の基準が決まっていると、それを満たすために作りが細かくなっていくので、精巧さが好みではなく制度から来ていることになります。いまも細い糸が績まれているのは、その時代に決まった水準が落ちていないからです。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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