一次産業/商いの場
千葉県 香取市佐原イ・ロ
佐原 小野川沿いの商家町
Sawara Merchant Town on the Ono River
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
川の両岸に商家と土蔵が続き、荷揚げの石段が水面へ降りる。造り酒屋や佃煮屋が営業を続ける。
この場所の物語
石段が道の側からではなく水のほうから始まっていて、佐原の小野川は幅の狭い川で、両岸に商家と土蔵が続きます。荷揚げのための石段が何箇所も水面へ降りていて、舟で運んだ荷を店の裏から入れていたころの造りなんですよ。商家にとっては川のほうが荷の入り口で、そのことがいまも段の位置から読み取れることになります。
造り酒屋や佃煮屋が、この通りでいまも営業しているんですよ。保存地区のなかに、空いた店先がまとまって並ぶ箇所は少ない。1996年の12月に重要伝統的建造物群保存地区へ選ばれていて、成田市までは車で30分ほど、空き町家を探す動きも続きます。
舟が通らなくなっても、石段は壊されずに残っているんですよね。川の側から建物を直すときに足場として要るからだそうで、水運の町は川が使われずにいると裏側から傷んでいきます。ここは川に向いた面をいまも表として扱っていて、向きを変えたというより、もともと川が表だったんですよ。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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