一次産業/産地の仕事
東京都 八丈町
本場黄八丈の工房
Honba Kihachijo Weaving Workshop
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
島の草木と泥で黄・樺・黒に染めた糸を織る工房があり、染めと機織りを見学できる。
この場所の物語
色は黄と樺と黒の3つだけに絞られていて、それ以外の色を使うことがありません。本場黄八丈は島の草木と泥を使って糸を染める織物で、黄はコブナグサ、樺はマダミの樹皮というように、色ごとに植物と手順が決まっています。黒は泥に浸けて仕上げることになるので、島の土そのものが染料の一部になっているんですよ。
工房では染めと機織りのどちらも見学することができ、糸の段階から布になるまでを順に追うことができます。めゆ工房は創業から145年になり、八丈島で黄八丈を染めて織っている唯一の工房なんですよね。羽田から空路で55分ほど、八丈町の診療の体制は限られていて、買い物は島内の店に頼ることになります。
三色しか使わない織物というのは、配色そのもので勝負することになるんですよ。色数を増やせないので、縞と格子の組み合わせと、糸の並べ方の違いだけで模様を作り分けることになり、そのぶん配色の型が細かく決められてきました。制約が先にあって、その中で分けていくという作り方になっているわけです。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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