祭事
弘前市(土手町コース・駅前コース)
弘前ねぷたまつり
Hirosaki Neputa Festival
祭事 · Festival
青森ねぶたが「動」なら、弘前ねぷたは「静」だ。
扇形の巨大な灯籠に三国志や水滸伝の武者絵が描かれ、夜の城下町をゆっくりと流れていく。
表には英雄の戦場絵、裏には美しい鏡絵(女性画)が描かれているのが特徴だ。
表と裏、両面を見て初めてひとつの作品として完成する。
「ヤーヤドー」の掛け声と津軽情っ張り大太鼓の重厚な響きが、弘前の夏の夜を満たす。
ねぷたの起源は江戸時代中期まで遡る。
藩日記には1722年、5代藩主・信寿公がねぷたを見物したという記録が残っている。
城下町・弘前と武家文化が育てた祭りだ。
同じ青森県内でも、青森市のねぶたとは形も音も空気も異なる。
30キロ離れただけで、祭りはまったく別の顔を持つ。それが津軽という土地の奥深さでもある。
国指定重要無形民俗文化財。