山形県 鶴岡市
1件の予定
黒川能・王祇祭
2月1日の夜が来ると、山形県鶴岡市の黒川集落に能が始まる。 蝋燭の灯りだけが揺れる舞台で、農民の子孫たちが500年以上伝えてきた型を演じる。 プロではない。黒川に生まれ、農を営…
2月1日の夜が来ると、山形県鶴岡市の黒川集落に能が始まる。
蝋燭の灯りだけが揺れる舞台で、農民の子孫たちが500年以上伝えてきた型を演じる。
プロではない。黒川に生まれ、農を営みながら、この能を継いできた人たちだ。
観世流など現代の五流とは別系統の、独自の伝承。王祇様と呼ばれる神霊を迎え、夜を徹して神に奉納するための能だ。
ユネスコ無形文化遺産。でも、それ以前に、冬の集落で生きてきた人たちの、祈りのかたちだ。
舞台の周りで、黒川の人たちは宴を開いている。観客向けの上演ではないから、そういう空気がある。
羽黒山のスギ並木を歩くと、樹齢三百年以上の木々が頭の上でゆっくり揺れていて、ここが修験の道でもあり、ふだんの散歩道でもあることに、すこしびっくりするんですよね。
鶴岡は、だだちゃ豆や庄内米、民田茄子といった、名前からして土のにおいのする食べものを、ユネスコが食文化創造都市として認めた場所で、スーパーの棚ひとつ見ているだけで、この土地の食への向き合いかたが伝わってくるんです。致道博物館の敷地には旧庄内藩の記憶が静かに残っていて、城下町の骨格がいまの町の歩きかたにも、どこかにじんでいる。
湯野浜温泉やあつみ温泉があって、日本海に漁港が十三もあって、山には出羽三山がある、という重なりかたが、この土地の厚みなんだと思います。鶴岡シルクや絹入り麦切りのように、養蚕の記憶が食や工芸にかたちを変えて残っているのも、いいなあと思う。PCを開いて仕事をする場所としても、羽黒山五重塔の前で立ち止まる旅の途中としても、この土地はそれぞれの時間をちゃんと受け取ってくれる、そういうぐあいがあります。
この地に重なるもの
- 羽黒山五重塔
- 羽黒山のスギ並木
- 小国城跡
- 旧東田川郡役所及び郡会議事堂
- 旧致道館
- 松ヶ岡開墾場
- 玉川寺庭園
- 酒井氏庭園
- 金峯山
- 三瀬気比神社社叢
- 南谷のカスミザクラ
- 山五十川の玉スギ
- 文下のケヤキ
- 早田のオハツキイチョウ
- 月山
- 熊野神社の大スギ
- 羽黒山の爺スギ
- 水上八幡神社本殿
- 羽黒山正善院黄金堂
- 金峯神社本殿
- 羽黒山三神合祭殿及び鐘楼
- 旧渋谷家住宅(旧所在 山形県東田川郡朝日村)
- 羽黒山三神合祭殿及び鐘楼
- 旧西田川郡役所
- 旧風間家住宅
- 旧風間家住宅
- 旧風間家住宅
- 旧風間家住宅
- 旧風間家住宅
- 旧鶴岡警察署庁舎
- 鶴岡カトリック教会天主堂
- 磐梯朝日
- あつみ温泉
- 湯野浜温泉
- 以東岳
- 摩耶山
- 温海岳
- 金峯山
- 羽黒山
- 高館山
- 鶴岡
- 藤島
- あつみ温泉
- 三瀬
- 五十川
- 小岩川
- 小波渡
- 羽前大山
- 羽前水沢
- 鼠ヶ関
- 堅苔沢
- 由良
- 三瀬
- 中浜
- 大岩川
- 小岩川
- 小波渡
- 早田
- 暮坪
- 油戸
- 温福
- 米子
- 鈴