寿司
高知県 高知市
日曜市の田舎寿司
さちとあじ · FOOD & DRINK
みょうがやりゅうきゅう、蒟蒻を具にした寿司が露店に並ぶ。魚を使わない形が多い。
この場所の物語
魚を、ほとんど使わない寿司なんですよね。柚子の酢を効かせた飯に、みょうが、りゅうきゅう、椎茸を握ります。たけのこや蒟蒻には、飯を詰めるんですよ。並ぶと、色が緑と茶と白ばかりになります。ぱっと見ただけでは、寿司に見えないことがあるんですよ。
高知は海のすぐそばまで山が迫っていて、山あいの村には魚が届きませんでした。手近にあるもので寿司の形にした、というのが始まりです。米も貴重だったので、もとは冠婚葬祭や祭りのものでした。呼び名は、蒟蒻の寿司、たけのこの寿司と、具ごとに言っていたそうです。田舎寿司という総称が付いたのは、1986年のことでした。
村の生活改善のグループが、応募のときに名付けたのだそうです。高知の日曜市の露店に、いまも積んで売っています。安くて、日持ちがして、いちばんよく売れるといいます。直売所にも、量販店にも並ぶようになりました。魚の無い土地の答えが、そのまま名物になっています。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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