ワイン・ビール
北海道 余市町
北海道のぶどう酒
さちとあじ · FOOD & DRINK
冷涼な畑で育てた葡萄を醸す。酒類GIに指定され、産地を名乗る条件が定まっている。
この場所の物語
寒いから採れないのではなく、寒いからそう名乗れます。北海道は生育期の積算温度が低くて、区分でいちばん冷涼なところに入るのだそうです。冷涼という言葉は、ふつうは足りないことを指します。それがここでは、名乗るための資格として書かれていました。
2018年6月28日、ぶどう酒の地理的表示に北海道が指定されました。ぶどう酒としては、山梨に次ぐ二例目になります。名乗るには、道内で穫れたぶどうだけを使い、道内で造ることが要るんですよ。対象になる品種は、ヴィニフェラのほうがおよそ30、ラブルスカのほうが八つと決まっています。
この一覧から外れたものは、道内で穫れて道内で造っても、その名では売れません。余市や空知の畑で、ぶどうがゆっくり熟して、酸が残ります。足りないと思われていたものが、条件に化けています。そこを土地の性質として書き取った文章だったんですよね。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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