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ONSEN 鹿児島県
塩浸温泉
Shiobitashi Onsen
TIER2
温泉

渓流のそばに、ふっと湯の気配がただよう場所があるんです。塩浸温泉は、江戸の終わりごろに見つかった湯で、鶴が傷を癒やしていたのが始まりだといわれています。坂本龍馬とお龍がふたりで浸かりにきたという話が残っていて、いまもその足跡をたどれる龍馬公園として静かに開かれているんですよ。

渓谷のなかを歩くと、川の音がずっとついてきて、時間の流れがすこしだけゆるやかになるんだなあ。長く泊まるというより、ふだんの移動のあいだにふらっと立ち寄って足湯につかる、そんな使いかたがしっくりくる場所なんです。多拠点で暮らすひとにとっては、霧島のあたりを巡る途中の「息つぎ」みたいな湯になるかもしれません。

訪日のひとには、龍馬資料館「この世の外」というふしぎな名前の小さな展示が、日本の歴史のある断面をそっと見せてくれます。派手さはないけれど、湯と川と記憶がちょうどいい距離で重なっている、そういうところなんです。

基本情報
所在鹿児島県

鹿児島県霧島市の新川渓谷温泉郷に属する温泉。1806年の発見から坂本龍馬の訪問地として知られ、2010年に龍馬公園として再開業した歴史ある湯治場である。

地図
歴史
1806年発見, 鶴の湯, 坂本龍馬・お龍夫妻来訪1866年, 戊辰戦争負傷兵療養, 薩摩藩整備, 明治18年再興, 龍馬公園2010年開業
アクセス
国道223号沿い。霧島市牧園町宿窪田。近隣に塩浸発電所。
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