祭事
三重県志摩市磯部町上之郷374 伊雑宮
伊雑宮御田植祭
Izawanomiya Rice-Planting Festival
祭事 · Festival
泥田の中で、男たちが竹を奪い合います。
毎年6月24日、三重県志摩市磯部町。
伊勢神宮の別宮、伊雑宮の御料田で、
御田植祭が行われます。
香取神宮、住吉大社とならぶ、日本三大御田植祭。
国の重要無形民俗文化財「磯部の御神田」です。
朝、大きな団扇をつけた忌竹が泥田に立てられ、
裸の男衆がいっせいに飛び込んで、これを倒し、奪い合う。
竹取神事です。泥しぶきが上がる。
その泥が引くと、こんどは静けさの番。
白い着物に赤いたすきの早乙女たちが、
田楽の音にあわせて、一列に苗を植えていきます。
動と静が、ひとつの田んぼで続けて起こる。
起源の伝説は約2000年前。
倭姫命がこの地で、真名鶴が稲穂を落とすのを見て、
「物言わぬ鳥すら神に奉るものを」と感じ入った——
その稲穂から、天照大神に供える米づくりが始まったと。
近鉄の上之郷駅から、歩いて3分。
志摩というと海ですが、この日だけは田んぼが主役です。
米の国の、いちばん古いかたちの初夏。
ONSEN
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