山梨県 富士吉田市
1件の予定
吉田の火祭り
8月26日の夕暮れ、富士山の麓の町に高さ3メートルの大松明が70本以上立てられ、一斉に火が入れられる。 2キロにわたる街道が火の海になる。 これは富士山の噴火を鎮める祭りだ。登…
8月26日の夕暮れ、富士山の麓の町に高さ3メートルの大松明が70本以上立てられ、一斉に火が入れられる。
2キロにわたる街道が火の海になる。
これは富士山の噴火を鎮める祭りだ。登山シーズンが終わる合図でもある。
北口本宮冨士浅間神社と諏訪神社、両社の「鎮火大祭」。
日本三奇祭のひとつ。国指定重要無形民俗文化財。
北口本宮冨士浅間神社の杉並木を抜けると、空気がすこし変わる感じがして、ここが富士山へ向かう入り口なんだということを、体がちゃんと知るんですよね。海抜六五〇メートルを超える高原の冷涼な空気と、江戸の御師たちが築いた門前町の骨格が、いまもこの町の下地になっていて、歩くたびにその厚みを感じます。
郡内織物の技を受け継ぐ工房が点在し、ハタオリマチフェスティバルの季節には、機の音と布の手触りが町のあちこちに出てくるんです。西裏の飲食店街には昭和の看板と吉田のうどんの店が並んでいて、ふだんの暮らしがそのまま残っている、というぐあいで、PC一台で移り住んできた人も、この町の「日常の層の厚さ」にすんなり混ざれる気がします。
八月の吉田の火祭には本町通りに松明が七十本以上並び、富士山を背景にした炎の光景は、信仰と祭礼がいまも生きていることをまっすぐ伝えてくれます。旧外川家住宅という江戸中期の御師宿坊が世界遺産の構成資産として公開されていて、富士講の記憶が建物の中にそのまま残っているのも、いいなあと思うんです。富士山を「登るもの」としてだけでなく、「信じるもの」として長く抱えてきた町の、静かで真剣な表情が、ここにはあります。
この地に重なるもの
- 富士山―信仰の対象と芸術の源泉―
- 富士山
- 吉田胎内樹型
- 山ノ神のフジ
- 躑躅原レンゲツツジおよびフジザクラ群落
- 雁ノ穴
- 北口本宮富士浅間神社東宮本殿
- 北口本宮富士浅間神社西宮本殿
- 北口本宮富士浅間神社本殿
- 北口本宮冨士浅間神社
- 北口本宮冨士浅間神社
- 北口本宮冨士浅間神社
- 北口本宮冨士浅間神社
- 北口本宮冨士浅間神社
- 北口本宮冨士浅間神社
- 北口本宮冨士浅間神社
- 北口本宮冨士浅間神社
- 旧外川家住宅(山梨県富士吉田市上吉田)
- 小佐野家住宅(山梨県富士吉田市上吉田)
- 小佐野家住宅(山梨県富士吉田市上吉田)
- 旧外川家住宅(山梨県富士吉田市上吉田)
- 旧外川家住宅(山梨県富士吉田市上吉田)
- 富士箱根伊豆
- 富士山
- 下吉田
- 月江寺
- 寿
- 葭池温泉前
- 富士山