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鳥取県の他の市区町村
この場所の物語
杉の木目が、石谷家住宅の梁にも、町の空気にも、ずっと続いているんですよね。面積のほとんどが山林というこの町は、智頭杉を育て、売り、暮らしを組み立ててきた場所で、その太い幹のような歴史が、江戸期の商家建築の中にいまも静かに立っています。部屋が四十、土蔵が七つという石谷家住宅の奥を歩いていると、かつて鳥取藩最大の宿場町だったころの、ひとの往来の気配がふっと戻ってくるみたいで、いいなあと思うんです。
那岐山や東山といった山々に四方を囲まれ、千代川が流れるこの地形は、雪が深く、雨も多い。そのぶん、杉は真っすぐ育ち、芦津渓谷の水は澄んでいて、森林セラピー基地として鳥取県でただひとつ認定されているのも、なんとなくうなずけます。PCを持ち込んで数週間いても、朝の散歩と夜の静寂が、ふだんとはちがう密度で一日を組み立ててくれる場所です。
諏訪酒造の酒蔵を改めた酒蔵交流館・梶屋には、漫画『夏子の酒』の原作者・尾瀬あきらのギャラリーもあって、土地の産業と物語がひとつ屋根の下にいる、ちょっとふしぎでいいなあという場所になっています。板井原集落の伝統的建造物群を歩きながら、智頭杉の手触りと宿場町の記憶を、自分のペースで受け取れる、そういう町なんです。
鳥取県智頭町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 智頭の林業景観
- 石谷家住宅
- 石谷家住宅
- 石谷家住宅
- 石谷家住宅
- 石谷家住宅
- 石谷家住宅
- 石谷家住宅
- 石谷家住宅
- 石谷氏庭園
- 氷ノ山後山那岐山
- 東山
- 沖ノ山
- 那岐山
- 智頭
- 智頭
- 土師
- 那岐
- 山郷
- 恋山形
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