image · island × balanced (proxy)
この場所の物語
港から船で三十分も揺られると、八重山のへそと呼ばれる小さな島に着くんですね。大岳に登ると、海と緑の上に、ぽつりぽつりと暮らしの屋根が見える。標高は百メートルにも満たないのに、ここから島ぜんぶが見渡せてしまうのが、ちょっとふしぎでうれしいんです。
大盛家住宅の赤瓦が、いまも『ちゅらさん』のこはぐら荘として静かに残っていたり、海垣(スマンダーカキィ)の石積みが潮の満ち引きにあわせて魚を待っていたり。古い祭祀と、ドラマの記憶と、肉用牛を育てる牧野の風景が、おなじ一日のなかにふつうに並んでいる。
結願祭や種子取祭の名前を地元の方から聞くと、観光地という言葉ではうまくくくれない島の芯のようなものを感じます。海人公園のマンタ型の展望台にのぼって西の海を眺めていると、ヨナラ水道のむこうに西表島が見えて、ここで何日かぼんやり過ごしてみたいなあ、と思えてくるんですよね。
小浜島に泊まる
この場所の中身
島の上にあるもの
- 西表石垣
- 小浜島
自然公園
離島