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この場所の物語
周囲二、三キロほどの平らな島に、四百羽を超えるウサギが暮らしているんですよ。カヤマ島という名前を地図で見つけて、最高標高十九メートルという数字を眺めていると、ちょっとふしぎな気持ちになります。高い木がないから、ぐるりと水平線が見渡せるんだそうで、海岸にはハマゴウ、内陸はチガヤやススキの草原が広がっているんです。
小浜島から小型船をチャーターして渡る、というぐあいの距離感もいいなあと思うんです。南西の海岸にはレストハウスがあって、シャワーや更衣室、キャンプの設備まで整っている。ふだんの暮らしを少し持ち込んで、何日か過ごしてみるのもできそうなんですよね。
石積みの遺跡や遠見台の跡、土器片に十五世紀の中国産陶磁器。琉球王府のころの牧場開拓の話まで、小さな島に時間が幾層にも畳まれているんです。七夕の頃にはカヤマ島七夕星まつりがあって、西表石垣国立公園のサンゴの海と一緒に、ここにしかない景色が立ち上がってくるんだなあ、と思います。
嘉弥真島に泊まる
この場所の中身
島の上にあるもの
- 西表石垣
- 嘉弥真島
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離島