image · island × balanced (proxy)
この場所の物語
フェリー待合所のベンチに座っていると、聞こえてくるのは風と波の音くらいなんですよ。野忽那港から松山港へつながる一本の航路が、この小さな島と外の世界をつないでいる。かつては海水浴で賑わったという額場海水浴場の遠浅の砂浜も、いまはとても静かなんです。
野忽那灯台は干潮のときだけ歩いて近づける場所にあって、海の動きにあわせて訪ねる時間が決まる、というのがちょっとふしぎでいいなあと思う。皿山の頂上には戦時の監視塔の跡が残っていて、島の歩いてきた時間がそこにそっと置かれている。柑橘やタイ、タコ、ヒジキといった瀬戸内の恵みが、いまも島のふだんの暮らしを支えているんですよね。
御輿祭りや盆踊りの日には、ふだんの静けさのなかに人の声が戻ってくる。長く滞在して島の時間に馴染むのも、本土と行き来しながら通うのも、外から来てこの静けさにすこし驚くのも、それぞれにいい距離の取り方なんだろうなあと思うんです。
野忽那島に泊まる
この場所の中身
島の上にあるもの
- 瀬戸内海
- 睦月島
- 野忽那島
自然公園
離島