image · island × balanced (proxy)
この場所の物語
川平湾のグラスボートが、サンゴの上をゆっくり滑っていくんですよね。流れの急な海の底に、いろんな形と色のサンゴが息づいていて、覗き込んでいるだけで時間を忘れてしまう。白保のアオサンゴの大群落や、名蔵アンパルの湿地もあって、島ぜんぶがふしぎな水辺の博物館みたいなんです。
中心地でありながら、すこし車を走らせると於茂登岳のふもとに静かな田畑がひろがっていて、暮らしの密度がふっとゆるむ。請福酒造で泡盛のできるところを見たり、八重山博物館で島の来歴をたどったり、桃林寺の権現堂の前に立ったりすると、八重山の中心としてここに人が住みつづけてきた理由が、少しずつわかってくる気がします。
南ぬ島石垣空港から那覇や本土へ飛べるので、しばらく腰を据えて仕事をしながら、週末は高速船で近くの島へ渡ってみる、そんな日々の組み立てもできそうなんですよね。台湾までの距離のほうが那覇より近いと聞くと、日本のなかにいるのに、ちょっと別の地図の上にいるような気持ちになる。八重山平和祈念館で戦争マラリアの記憶に触れる時間も、この島で過ごすうれしさの一部だなあと思うんです。
石垣島に泊まる
この場所の中身
島の上にあるもの
- 西表石垣
- 石垣島
自然公園
離島