魚介の料理
茨城県 土浦市
わかさぎとれんこんの酢漬け
さちとあじ · FOOD & DRINK
揚げた公魚と蓮根を酢に漬ける。湖と蓮田が並ぶ土地の一皿。
この場所の物語
船は変わって、漬け方だけが残りました。霞ヶ浦の周りは、水が豊かで、肥えた湿地になっています。だから古くから、この土地では蓮根を作ってきました。いっぽう、その湖のほうでは公魚がたくさん獲れるんですよ。畑と湖が、境目を接して並んでいることになります。
その2つを1皿にしたのが、この酢漬けです。公魚は鱗を取って、塩水で洗い、水気を拭いておきます。そこへ片栗粉をまぶして、油で揚げていくんですよ。蓮根や人参、玉葱のほうは、薄く切っておくんですよ。漬け汁には、柚子の皮の微塵切りと、唐辛子の輪切りを合わせます。
公魚の漁は、7月の下旬から12月の下旬までになります。1965年から1970年ごろまで、その漁は帆引き船でおこなわれていました。帆に風を受けて、船を横へ流しながら網を引く漁です。揚げたものを漬けるので、骨まで食べられるんですよ。酢を使うので日持ちがして、いまも日常のおかずになっています。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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