一次産業/観光・宿
岡山県 高梁市成羽町吹屋
吹屋 ベンガラの町並み
Fukiya Bengara Village
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
赤く塗られた格子と石州瓦の家並みが山上の一本道に続き、旧小学校や坑道跡も徒歩圏にある。
この場所の物語
格子が赤いのは、ここで顔料を作っていたからなんですよ。吹屋は成羽町の山の上の1本の道に沿ってひらけた集落で、赤く塗られた格子と石州瓦の家並みが続いています。この赤はベンガラという顔料で鉱石から作られ、銅を掘った際に出る石を使い、吹屋はそれを売って栄えました。
1977年の5月に、重要伝統的建造物群保存地区へ選ばれました。旧小学校の建物や坑道の跡も歩いて回れる距離にあって、高梁市の市街までは車で40分ほど、山の上の町なんですよね。人口は100人台で空き家を店や宿として使う動きがあり、家の格子だけでなく屋根の瓦も赤みを帯びているんですよ。
集落ぜんぶが、同じ色の系統でまとまっていることになります。自分の町で作った塗料を自分の家に塗ったということで、売り物の色を町ぜんぶで使えばそのまま見本になります。余った顔料を捨てずに済むので始末も同時に片づき、宣伝と始末が一度に済む合理的なやり方だったんですよね。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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