一次産業/通勤圏の勤め
高知県 安芸市 土居廓中
安芸 土居廓中
Aki Doi Kakuchu Samurai Quarter
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
安芸城下の武家屋敷地。竹の生垣とウバメガシの塀が続き、近くに野良時計と武家屋敷が残る。
この場所の物語
時計台が、畑の中にぽつんと立っているんですよ。安芸市の土居廓中は城下の武家屋敷地で、竹の生垣とウバメガシを刈り込んだ塀が、道沿いにずっと続いています。ウバメガシは硬く密に育つ木で、潮風にも強いことから、海に近いこの土地では垣根の木として選ばれてきました。近くには野良時計と呼ばれる時計台があって、地元の人が独力で組み上げたものだと伝えられています。
2012年の7月に重要伝統的建造物群保存地区へ選ばれていて、武家屋敷の建物も残されているんですよね。人口1万6000ほどの市街で、高知市までは車で50分ほど、ごめん・なはり線も通っています。鉄道が無いわけではない、ということなんですよ。
時計を自分で作るというのは、時刻が要るということです。田の仕事そのものは日の高さで進みますが、人を集めたり方々へ配ったりするには、それだけでは足りません。畑の中に時計が立っているのは、そこがいちばん人の集まる仕事の場所だったからです。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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