祭事
奈良県奈良市雑司町406-1(東大寺二…
東大寺修二会(お水取り)
Omizutori (Shuni-e at Todai-ji)
祭事 · Festival
奈良に春を告げる行事、と昔から言われてきた。
東大寺修二会。三月一日から十四日まで、二月堂で続く。練行衆と呼ばれる僧が、人々に代わって罪を懺悔し、天下の平安を祈る。
夜ごと、お松明。長さ六メートルを超える大松明が舞台の欄干を走り、火の粉が観客の上に降る。この火の粉を浴びると、一年息災という。聴聞の席は寒い。それでも人は毎晩集まる。
十二日深夜には、お水取り。若狭井から香水を汲み上げる、祭の名の由来になった儀式。
天平勝宝四年、七五二年から一度も途切れていない。千二百七十年あまり。「不退の行法」と呼ばれる理由。大仏開眼の年に始まり、都が移っても、戦があっても、続いた。
これが終わると、奈良は春。関西の季節は、この火で切り替わる。
ONSEN
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