祭事
福井県小浜市神宮寺30-4 神宮寺・鵜…
お水送り
Omizu-okuri Water-Sending Rite
祭事 · Festival
奈良のお水取りには、送り主がいます。
毎年3月2日、福井県小浜市。
若狭の神宮寺で汲まれた「お香水」が、
夜、約2キロ先の鵜の瀬という淵まで運ばれ、
遠敷川に注がれます。これが、お水送り。
その水は川を下り、地下を潜って、
10日かけて奈良に届く、と伝えられています。
3月12日、東大寺二月堂のお水取りで汲み上げられる
「若狭井」の水が、それです。
若狭と奈良。150キロ離れたふたつの土地が、
1200年以上、水でつながっている。
この橋の、若狭側のたもとに立てるのが3月2日です。
夜7時半すぎ、大護摩の火が松明に移され、
神宮寺から鵜の瀬まで、炎の行列が続きます。
この行列、見るだけじゃありません。
手松明を買えば、誰でも歩けます。
冬の闇に、自分の持つ火が一本、加わる。
奈良に春を送り出してから、若狭にも春が来る。
順番として、なんだか正しい気がします。
お水取りを知っている人ほど、来る価値があります。
物語の、はじまりの側ですから。
ONSEN
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