祭事
高知県吾川郡仁淀川町別枝
秋葉まつり
Akiba Matsuri (Niyodogawa)
祭事 · Festival
山の道を、二百人が一日かけて歩く。
高知県仁淀川町の別枝。二月の九日から三日間、岩屋神社から市川家、そして秋葉神社へ、御神体が山を移っていく。最終日の十一日、鼻高を先頭に、本村・霧之窪・沢渡の三つの集落から行列が出る。三キロの山径を、朝から夕方まで。
途中で、鳥毛が飛ぶ。長さ七メートル、重さ八キロの鳥毛槍を、十メートル離れた二人が投げ渡す。落とさない。落とせない。それを何度も繰り返しながら、行列は進む。
始まりは、平家の落人が遠州の秋葉山から火の神を勧請したことだと伝わる。二百三十年、山の奥で守られてきた。高知県の保護無形民俗文化財でもある。
雪の降る日もある。それでも、鳥毛は飛ぶ。
ONSEN
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