image · island × balanced (proxy)
この場所の物語
羽伏浦海岸の白砂が、島のあちこちまで運ばれて、道のはしや家の脇にもうっすら積もっているんですよね。乳青色の海がずっと続いていて、波の音が背景みたいにふだんの暮らしに溶け込んでいる。くさやや白いも、嶋自慢の焼酎みたいに、ここでしか育たない味がきちんと残っているのが、なんだかうれしい。
調布から三十分で着いてしまう近さなのに、宮塚山を見上げると、流紋岩でできた島の成り立ちがそのまま立っている。新島ガラスの工房や抗火石の白っぽい色あいは、火山島の土地そのものから生まれてきたものなんだなあと、すこし不思議な気持ちになります。前浜の透明な海で泳いだあと、淡井浦で波を待つ人を遠くに眺める、そんな一日のぐあいが、ここではふつうに成り立っている。
縄文の頃から人が住んでいたという話と、海難法師の伝説が、いまも島の時間のなかに混ざっている。竹芝からの船で着いても、調布からの小さな飛行機で降りても、迎えてくれるのは同じ清浄な空気と、夜になると濃くなる星空。ふだんの東京とつながっているのに、ここだけ別の呼吸をしている、そのぐあいがいいんです。
新島に泊まる
この場所の中身
島の上にあるもの
- 明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼,造船,石炭産業
- 霧島屋久
- 新島
文化財
自然公園
離島