image · island × stay (proxy)
この場所の物語
干潮の砂州を歩いて渡れる島がある、と聞くと、たいてい人は驚くんですよね。奥武島の東400mに浮かぶこの小さな島は、はての浜という細長い砂の道を東に伸ばしていて、水も電気も向こう岸からの海底送水に頼ってきた、すこし不思議な暮らしの場所だったんです。
サトウキビを植え、渡名喜島から渡ってきた人たちが集落をつくり、いっとき百人を超えるくらしがあった。けれど沖縄本島へ、ひとり、またひとりと移っていって、いまは廃屋だけが残っているんですよね。東奥武沖遺跡には琉球王国の進貢船が眠っているそうで、海の下にも、土の上にも、人の通ったあとが二重に重なっている。
泊漁港からチャーター船で渡るしかない、というそのアクセスの細さが、かえって島の手触りを保っているんだと思います。長く居てみたい人にも、暮らしの拠点を考える人にも、ここは「住む」というより「訪ねる」場所として静かに開かれているし、遠くから来た旅人にとっては、無人になったばかりの集落と7kmの砂州という、ふだんの観光地図には載っていない時間にふれられる、めずらしい島なんですよね。
オーハ島に泊まる
この場所の中身
島の上にあるもの
- 東奥武沖遺跡
- オーハ島
文化財
離島