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この場所の物語
港でフェリーを降りると、まず海の匂いがするんです。芸予諸島の上島諸島は南北に細長く、ひょうたんのようにくびれた島影が、すぐそこに見える。弓削塩や弓削海苔、八朔といった名前を聞くだけで、この島が海と畑のあいだで暮らしてきたんだなあ、と素直に伝わってきます。
松原海水浴場の砂浜と、隣の法王ヶ原の赤松の林は、ふだんの散歩道としてちょうどいい距離なんですよね。久司山古墳群の展望台まで上れば、瀬戸内の海と島々がぱらりと見える。延久5年に創建されたという高濱八幡神社が、海駅として栄えた頃の記憶を、今もしずかに留めています。
数日いるなら潮湯で塩分を含んだ湯にゆっくり浸かって、ゆげトピアで島の暮らしの手触りを覗いてみる。長く滞在しても、月の半分だけ住んでも、遠くから来ても、おさかな朝市に並ぶ魚や柑橘を見ているうちに、すこし、この島の時間のぐあいに馴染んでいくような気がするんです。
佐島に泊まる
この場所の中身
島の上にあるもの
- 弓削島荘遺跡
- 定光寺観音堂
- 瀬戸内海
- 岩城島
- 弓削島
- 生名島
- 佐島
- 赤穂根島
文化財
自然公園
離島