鍋・汁
岩手県 岩泉町
いわいずみ炭鉱ホルモン鍋
さちとあじ · FOOD & DRINK
鉱山で働く人が食べた鍋。牛の内臓と野菜を味噌で煮て、スコップ型の鍋も使う。
この場所の物語
働く人のための鍋が、働く場所より長く残りました。岩手県の岩泉、小川という地区に、かつて炭鉱がありました。1000人を超える鉱夫と、その家族が住んでいたそうです。あずまやという店がホルモンの鍋を出していて、その味が鉱夫たちに好まれました。
炭鉱は平成7年に閉じて、その店も無くなりました。残ったのは鍋のほうなんですよね。豚のホルモンと鶏肉、キャベツ、葱、それに地元の手作りの豆腐。甘さがなくて、にんにくと胡椒の効いた、少し辛い味です。旬は11月から2月にかけての、寒いあいだです。
味付けは店ごとに違って、醤油のもの、味噌のもの、にんにく味噌のものがあります。町の案内には、いま出す店が9軒、売る店が8軒あると載っています。鍋のほうが町へ広がっていて、1軒の台所のものではなくなっていたわけです。店が消えても、味だけが分かれて残りました。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
※上記リンク経由のご予約はAURAの運営を支えます(料金は変わりません)
まわりを読む