魚介の料理
静岡県 浜松市
浜名湖のうなぎ
さちとあじ · FOOD & DRINK
蒸さずに焼く関西の流儀で背を開き、皮を香ばしくして重や丼にして出す。
この場所の物語
地名が産地の意味に変わるまでに、100年以上かかりました。湖の名がそのまま魚の名として通っていますが、湖で獲ったものではなく、湖のそばで育てたもののことなんですよね。静岡県の浜松と湖西で続いてきました。
淡水と海水が混じる湖なので、稚魚が集まりました。明治33年、その岸に八ヘクタールほどの池が掘られます。掘ったのは服部倉治郎という人で、学校で一緒だった中村源左衛門の力を借りたのだと伝わります。うなぎを人の手で育てるという試みが、ここで形になりました。
舞阪で飼育に成功してから、125年ほど経ちます。いま使っている水は、湖の水ではありません。三方原の台地の地下400メートルから汲み上げた水と、湖のまわりに湧く天然の水で、鉱分を多く含んでいるそうです。蒸さずに焼く関西の流儀で、背を開いて皮を香ばしくします。重にしても丼にしても、その焼き方は変わりません。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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