丼・飯
岐阜県 郡上市
鮎ぞうすい
さちとあじ · FOOD & DRINK
素焼きの鮎を出汁で炊いて飯を入れる。骨から味が出る。
この場所の物語
傷ものを救うために考えられた料理です。獲るときに傷がついて、そのままでは売り物になりにくい鮎を、おいしく食べるための工夫だったといいます。岐阜県の郡上と美濃、木曽川や長良川、揖斐川の流れる中濃や西濃で、夏に作られてきた雑炊なんですよね。
素焼きにしてから頭と骨を外し、身をほぐします。炊いた飯は一度水で洗って、ぬめりを落としてから合わせる。仕上げに葱と柚子をのせて、椀で受けます。骨から味が出るので、身だけを入れたものとは濃さが違ってきます。
傷ものを救うための料理だと聞いてから食べると、ずいぶん贅沢な味がして、すこし戸惑いました。いまは川べりの観光やなで、鮎づくしの締めに出てくることが多いようです。鮎の漁は6月から10月まで続き、この椀もその間のもの。長良川の鮎と県産の米で炊いたものが、道の駅で土産にもなっています。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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